作業事例詳細
【大津市】伐採か断幹か?判断の考え方と費用面の違いについて (滋賀県)
まず結論から|どちらが正解という話ではありません
樹木管理のご相談でよくいただくのが、
「伐採した方がいいのか」
「断幹(幹を途中で切る処置)で様子を見るべきか」
というご質問です。
断幹された木は切削面から腐朽が進行するケースが多く、将来的な倒木リスクにつながります。
最初にお伝えしておきたいのは、
伐採か断幹かに“絶対の正解”はありません。
樹木の状態・立地・今後の付き合い方・ご予算によって
選ぶべき対応は変わります。
断幹の方が費用を抑えられるケースは多い
費用面だけを見ると、
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伐採(根元から撤去)
-
断幹(幹を途中で切断)
を比べた場合、
断幹の方が初期費用を抑えられるケースは多いのが実情です。
特に、
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高い木
-
家や電線に近い木
-
特殊伐採が必要な現場
では、伐採一式を一度に行うと費用が大きくなりがちです。
そのため
「まずは危険を減らす目的で断幹する」
という選択をされる方も少なくありません。
ただし、断幹した時点で“時間”は動き出します
断幹は、費用を抑えられる反面、
その時点から樹木の寿命(タイムリミット)が短くなる
という側面があります。
理由としては、
-
切削面から水分が侵入しやすい
-
腐朽が進行しやすい
-
再び樹皮で完全に覆われることは稀
といった点が挙げられます。
つまり断幹は、
「その木と付き合える時間を
段階的に短くしていく選択」
と捉えていただくと分かりやすいと思います。
「一度に伐採」だけが選択肢ではありません
伐採か断幹かを
白か黒で考える必要はありません。
例えば、
-
初回は断幹で高さを抑える
-
数年後に状態を見て追加作業
-
最終的に伐採するかどうかを判断
というように、
数年スパンで作業を分けて進めるという考え方もあります。
この方法であれば、
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1回あたりの工賃を抑えられる
-
予算に合わせて計画が立てやすい
-
樹木の状態を見ながら判断できる
といったメリットがあります。
「安く済ませたい」方にとっての現実的な選択
ご予算を重視される場合、
-
いきなり伐採
-
一度で全て解決
ではなく、
「今必要な安全対策だけを行い、
将来に判断を持ち越す」
という方法は、
現実的で合理的な選択肢だと考えています。
特に、
-
今すぐ倒れる状態ではない
-
ただし将来的なリスクはある
-
予算には限りがある
という場合には、有効な考え方です。
私たちが大切にしている考え方
私たちは、
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伐採ありき
-
断幹ありき
でご提案することはありません。
樹木の状態を確認したうえで、
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今どこが危険か
-
どこまで手を入れるべきか
-
どのくらいの期間、付き合えるか
-
ご予算とのバランス
を踏まえて、
複数の選択肢を提示することを大切にしています。
まとめ
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断幹は初期費用を抑えやすい
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ただし、断幹した時点から寿命は短くなる
-
一度に伐採する必要はない
-
数年スパンで作業を分ける考え方もある
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ご予算と安全性のバランスが重要
お悩みの方はご相談ください
「伐採するほどではない気もする」
「でも、このままで大丈夫か不安」
そうした迷いがある時こそ、
一度、現状を確認する価値があります。
樹木の状態とご希望を踏まえたうえで、
無理のない進め方をご提案いたします。
どうぞ遠慮なくご相談ください。