作業事例詳細
【京都府】倒れる前に分かる木と分からない木|キャンプ場で起きたコナラ倒木事例 (京都府)
京都府内のとあるキャンプ場で、コナラの倒木が発生しました。
神社、公園、キャンプ場など、樹木(高い木)と人の動線が近接する場所が多い京都では、「この木は本当に大丈夫なのか」「倒れそうな木をどう判断すればいいのか」といったご相談を多くいただきます。
倒木後に確認した断面。根元付近にはナラタケモドキが発生しており、心材腐朽が進行していたことが分かります。倒木後に初めて原因が明確になる事例です。
今回の事例は、外見からは倒木の危険性が非常に分かりにくかったケースです。
しかし、倒木後に確認すると、明確な兆候がいくつも存在していました。
倒木前の状態|一見すると問題がなさそうに見える木
倒木前のコナラ。一見すると問題がなさそうに見えますが、内部では腐朽が進行していました。倒木リスクは外見だけでは判断が難しいケースです。
倒木前のコナラは、幹も太く、根元も一見すると健全に見える状態でした。
大きな台風が直撃したわけでもなく、「なぜ倒れたのか分からない」と感じる方がほとんどだと思います。
実際、一般の方がこの段階で倒木リスクを正確に判断するのは非常に困難です。
倒木後に判明した決定的な要因|根株心材腐朽
根元付近のナラタケモドキの様子です。子実体(キノコ)は倒木後に発生したものと思われます。
倒木後の断面を確認すると、内部では腐朽がかなり進行していました。
特に注目すべきだったのが、木の根元付近に発生していたナラタケモドキの存在です。
ナラタケモドキとは何か
ナラタケモドキは、根株心材腐朽菌と呼ばれる菌の一種で、
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根株周辺に繁殖
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樹木の生育を阻害
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心材(樹木の“骨”にあたる部分)を分解
するという、倒木リスクを大きく高める要因になります。
今回の撮影は12月初旬でしたが、その時期でも子実体(キノコ)が確認できました。
これは、腐朽が長期間にわたって進行していた可能性を示唆しています。
京都府内で倒木リスクが見逃されやすい理由
京都では、他地域と比べて倒木リスクが見逃されやすい環境が多く存在します。
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神社仏閣・史跡・キャンプ場が多い
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景観への配慮から伐採判断が遅れやすい
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山林・斜面地が多く根張りの確認が難しい
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私有地と公的空間(道路・歩道・公園)が隣接しやすい
今回のように、公道に直接倒れていなくても、斜面下に歩道や公園がある場合、将来的な事故リスクは決して小さくありません。
倒れる前に気づける兆候と、気づきにくい兆候
比較的確認しやすい兆候
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明らかな枯れ枝・枯木
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大きな空洞
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根元の地割れ・土壌流出
専門的判断が必要な兆候
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根元周辺のキノコ(ナラタケ類)
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樹皮下で進行する腐朽
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見えない心材腐れ
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根株の支持力低下
後者は、樹木管理や伐採のプロでなければ判断が難しい領域です。
私たちは「伐採業者」ではなく「樹木を診断して伐採するプロ」です
私たちは単に木を切るだけの伐採業者ではありません。
お見積りの段階で、
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樹種の特性
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腐朽菌の有無
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倒木リスク
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周囲環境(人の動線・施設)
を総合的に確認し、必要性・緊急性を含めたご提案を行っています。
京都府内での倒木・枯木・危険木のご相談では、
「まだ倒れていない段階」での判断が、最も重要です。
倒木・枯木が気になる方へ
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この木は本当に安全だろうか
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根元にキノコが出ている
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枝が折れそうで不安
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キャンプ場や公園で事故が起きないか心配
こうしたお悩みがあれば、遠慮なくご相談ください。
京都府内の地形や樹木事情を理解した上で、
伐採・特殊伐採・経過観察など、最適な判断をご提案いたします。
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